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2018年10月18日

水漏れが起きた時の応急処置

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突然噴き出した水にパニック!蛇口を回しても水が出続ける、台所が水浸しになっている!

水漏れを放置すると、水漏れ個所からサビが発生し、さらに穴があいてしまい水漏れがひどくなってしまう場合や、排管をつまらせてしまう、水が床に溜まって床板を腐らせてしまう、カビが生える、などのトラブルに繋がります。

被害がひどくなる前に、まずは水を止めなくてはなりませんが、蛇口を閉めても水が漏れてきてしまう場合は一体どうしたらよいでしょう。

こうした際の応急処置についてご紹介いたします。

【まずは止水栓を閉める】

お客様からよくご相談を頂く水漏れトラブルですが、蛇口を閉めても水が止まらない、給水管からの水漏れなどが発生している場合は、落ち着いて止水栓を閉めて頂くようにご案内しています。

止水栓を閉めると水の供給が止まりますので、現状の被害を最小限にとどめる事が出来ます。

止水栓を閉めるといっても、家の水をすべて止めてしまう元栓を閉めるわけではありません。トイレ、キッチン、洗面所などの各給水栓を止めることができる止水栓がございます。

止水栓の位置

?台所の止水栓

トイレや台所・洗面台などでは止水栓が個別に付いていますので、建物全体の水を止める事無く対処できます。

だいたいの止水栓の位置は、トイレであればタンク横・タンク下から繋がっている給水管にあります。ハンドルが無い場合はマイナスドライバーで操作できるネジがついていますので、時計回りに回しますとトイレへの給水が止まります。

台所や洗面所も同様にシンク下の給水管を確認して下さい。
ハンドル式の場合もあり、トイレ同様に右回りに閉めることで給水を止める事が出来ます。

また水量が多い・水圧が強く少し蛇口を開けただけでも水が勢いよく出る場合、この止水栓で水量を調節する事も出来ます。

止水栓が見つからない場合

止水栓が見当たらない、止水栓を閉めても水が漏れてきてしまう場合は、屋外にある水道メーター近くの止水栓・バルブを閉めて頂くと家全体(マンションの場合は各家)の給水を停止できます。
屋外の止水栓の位置は建物により異なりますので、あらかじめ場所を確認しておくと、万が一水漏れが起きてしまった時にも焦らずに対処することができるでしょう。

マンションの止水栓(元栓)の場所

マンションの場合は、玄関の横にあるガスメーターや水道メーターがあるPS内(パイプスペース)に止水栓(元栓)があります。扉が付いている場合は開けて、止水栓ハンドルを回しましょう。
または、共有廊下(床)・ベランダ側の地面にある場合もあります。

戸建ての止水栓(元栓)の場所

戸建ての止水栓
戸建ての場合、屋外の地面にある水道メーターボックスに止水栓があります。ブルーの蓋、または鉄製の四角い蓋を発見したら、開けて中のハンドルまたはレバーを右回しすることで水が止まります。

止水栓キーを使用するタイプ

ハンドルやレバーが見当たらない場合、止水栓キーを使用して回すタイプとなります。特に寒冷地域は止水栓の位置が手の届かない深い場所にあるため、止水栓キー(柄の長い棒のようなもの)を使用して回します。棒の先がU字・四角くなっているタイプがあるため、止水栓に合わせたものを使用しましょう。
止水栓キー

【水漏れ個所の確認】

水道メーター
蛇口から水が漏れている、シンク下の配管から水が漏れている、などトラブル個所が確認できれば修理もすぐに対応することができます。しかし、ポタポタと音がするけれどどこから水が漏れているのかわからない、といった時はプロにお任せ頂ければ、漏水箇所の特定を行いますので、お気軽にご相談ください。

水道メーターで漏水確認

漏水確認は、家すべての蛇口を閉めてから、水道メーターを確認してください。どの蛇口からも水を使用していないにもかかわらず、水道メーターが動いている場合は水漏れが起きています。

住宅の中以外にも、戸建ての屋外配管(地中に埋まっている配管)も老朽化すると水漏れが起きることがあるため、定期的な漏水確認を行うことをオススメします。

戸建て住宅の屋外配管修理も水猿で対応可能ですので、もしお困りの際はお問い合わせください。

応急処置後は水道屋へ

水漏れ原因は様々あり、パッキンの劣化などは個人でも修理できる作業です。給水管・排水管、屋外配管の破損、部品故障など、個人で修理が難しいもの、また無理に修理しようとし被害が広がる恐れのある作業は、水周りのプロにお任せください。

 

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