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2018年10月19日

トイレの間違った3つの使用方法

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トイレは毎日使うものですので、使用年数が長くなると、トラブルが起きることもあります。しかし、使用方法によってはそのトラブルを早く引き起こしてしまうこともあるのです。

そこで主な3つの間違った使用方法をご紹介いたします。トイレを大切に正しく使用することで、トイレの寿命も長くなります。

その1:トイレのタンクにペットボトルなどを入れる

タンク式のトイレは、タンク内の水を便器へ流す事で排水します。ですので、一定の水量をタンク内にある状態でなければなりません。

お風呂の浴槽にペットボトルを入れて節水するという方法がありますが、トイレには適用できません。

タンクにペットボトルなどを入れてしまうと、必要な水量・水圧を確保する事が出来ず、排水管の中で流れきれなかったものが詰まる、トラブルを起こす事があります。

また、タンク内にある部品がペットボトルにひっかかり、正常に動かなくなることで一時的に水が流れない・止まらない事もよくあり、最悪の場合は部品が壊れてしまうこともあります。

節水をお考えの際は、各メーカー主力の節水トイレに交換することをオススメいたします。

その2:ティッシュを流す、ゴミを流す

トイレは排泄物や水に溶けるものを流すように出来ています。

ティッシュもトイレットペーパーと同様の物であると思いがちですが、ティッシュは水に溶けにくく、排水管内に残りやすい物です。
配管に残ったティッシュに、流されてきたものが引っかかってしまい、トイレの詰まりを起こす事があります。

ティッシュによる詰まりトラブルが起こった際には、水に溶けるまで待つか、ラバーカップ・すっぽんで詰まったものを動かして流す、またはお湯を入れて早く溶かす、などで対処してください。

また、何でも流してしまうように思えるトイレですが、排水管はU字のように曲がった部分や、下水にたどり着くまでにいくつかの曲がり角を通ります。その間に水に溶けないもの・ゴミなどが引っかかり、詰まりを起こしてしまいます。

食べ残し・ガム・ビニール袋、また誤って落としてしまった物・オムツなどが詰まってしまった、というご依頼を頂くことも多々ございます。

これらのつまりトラブルに見舞われた際にはプロの水道屋・水猿にご依頼下さい。

3:トイレの水は定期的に流してください。

あまり使っていないトイレがある、なかなか掃除を行っていないトイレの場合、臭いが下水管から上がってくるのを防ぐために溜めているトイレ内の水が干上がってしまう事があります。たまに便器の中を覗くと水が無かった、という事はありませんか?その際、下水管から臭いが上がってきてしまい、下水臭さを感じる事でしょう。

また、マンションでは共同の排水管があり、他の階で排水を行った際に勢いよく流れた水が気圧を急激に下げ、結果他の階の水が吸われ、水量が減る・干上がる事があります。

あまり使用しないトイレも定期的に水を流してみてください。

まとめ

使用年数による経年劣化とは別に、間違った使用方法により、トラブルを促してしまう事があります。

トイレはある程度の水が必要なので1日に何度も流すと水道代がかかってしまう、何でも流してしまうように思える、などの思いから間違った使用をしてしまいがちです。

普段から正しい排水を行うことで、トイレを長持ちさせることもできますので、間違った方法でトイレを使わないように注意してください。

トイレの耐用年数は15年とされていますので、15年を目安にトイレ交換や、漏水調査なども行うことをオススメします。

 

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