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2018年10月22日

最新の節水トイレと従来のトイレを比較

節水トイレ お問合せ

トイレ(便器)を交換するのであれば、ぜひ最新の節水機能が搭載されているシリーズをご検討ください。

「トイレで節水してもわずかな節約にしかならないのでは?」
「トイレは別にどれでもいい、安いものでいい」
と思うのはまだ早い!

トイレはこれから約15年ほど使っていく大事な設備です。
また、お風呂に次いで排水量が多い場所が「トイレ」なのです。

毎日使う、長く使っていくトイレだからこそ、節水機能を取り入れることで家計の負担を減らすことができるのです。

また、トイレは自力で節水しにくい物でもあります。

例えばお風呂の場合は、シャワーを節水式のものにする、湯船のお湯を極力使う、湯船にペットボトルを入れてかさ増しする、といった方法があります。
しかしトイレの場合は、構造上排水に必要な水の量が決まっています。そのため、もし排水量を減らしてしまったり、タンクに物を入れるなどしてしまうと、しっかりと便器内のものが排水されない、戻ってきてしまう、排水パワーが足りず配管奥でつまってしまう、悪臭がする、といったトラブルが起きやすくなります。

最新の節水トイレであれば、あらかじめ少ない水で排水できる構造になっているため、自力で節水しにくい問題も解決できます!

では一体どれぐらい節水できるのか、どの節水トイレがいいのかを知るために、従来のトイレと最新のトイレの違いをご紹介していきます。

従来型トイレの排水量

従来型のトイレ(1987~2007年の商品)を使用されている場合は、タンクに溜めた水を一気に流すことで排水するため、1度の排水量が13L ~20L程あります。
一人あたり1日4回、4人家族で16回使用したとすると、13Lの従来型トイレの場合は1日に208Lが排水されます。

お風呂の浴槽にためるお湯が1回約200Lとなりますので、従来型トイレの場合はお風呂1回分の水を使用していることになります。

そんなたくさんの水を使用している従来型トイレですが、最新の節水トイレなら約1/3の排水量に抑えることができます!

節水トイレの排水量は最少3.8L!

最新の節水トイレは1回の排水量がなんと4.8L、
最少で大が3.8L、小3.0Lの節水トイレがございます!

年間でお風呂約240杯分の節水

13Lの従来型トイレと比較すると、約1/3の排水量でトイレを流すことができます。

また1回の節水量は、13L-3.8L=9.2L。
家族4人で1日16回・365日使用したとすると、9.2L×16回×365日=53,728Lの節水となり、
これは1年でお風呂約270杯分の節水となるのです!

水道料金を平均1L=0.24円とすると、12,894円の節約が期待できます。

さらに大と小で排水を使い分けると、最も節水することも可能!

メーカー別 節水トイレの排水量

従来では1度の排水に13Lの水をタンク内から一気に流し排水していましたが、現在は各トイレメーカーでゼット洗浄やトルネード洗浄などの排水技術が高度化し、より少ない水で排水することが可能となりました。

TOTO ネオレスト 最少3.3L

ネオレストの節水効果

陶器製の質が高いトイレを製造するメーカーTOTOの主力節水トイレには、ネオレスト・レストパル・ピュアレストEX、GGシリーズなどがございます。

ネオレスト(床排水)では大3.8リットル、小3.3リットル、eco小3.0リットルとなります。
ネオレスト(壁排水)・レストパル・ピュアレストEX・GGシリーズでは、大4.8リットル、小3.6リットル、eco小3.4リットルとなります。
従来のトイレと比べると驚きの節水力を発揮します。

LIXIL サティス 最少3.3L

サティスの節水効果

LIXIL(INAX)の主力節水トイレには、サティス・アメージュなどがございます。

LIXILでは、ECO4・ECO5・ECO6の超節水タイプにわけられ、
サティス(床排水)は、ECO4タイプの大4リットル・小3.3リットルとなります。
サティス(壁排水)・アメージュ(床排水)は、ECO5タイプの大5リットル・小3.8リットルとなります。
アメージュ(壁排水)は、ECO6タイプの大6リットル・小5リットルとなります。

排水量が少なく済み、節電力もあるのでエコで経済的ですね。トイレの形状はタンク付きや、タンクレス、ロータンク式など様々で、設置場所・機能などで最適なタイプを選ばれると良いでしょう。

Panasonic 新型アラウーノ 最少3.0L

アラウーノの節水効果

Panasonicの主力節水トイレはアラウーノ。新型アラウーノは節水力が上がり、最少の3.0Lで排水可能。

アラウーノは大4.8L・小3.6L、新型アラウーノは大4.6L・小3.0Lとなります。

機能面

トイレの機能は各トイレで異なります。節水機能以外の機能でも、選ぶための重要なポイントとなりますので、いくつかオススメの機能をご紹介いたします。

自動で便座が開く機能

フルオート便座の場合は便器の前に立つと自動的に便座のフタが開きます。
便座に触れないため、衛生面も安心。
毎回開け閉めするためにかがむ動作が必要なくなり、お年寄りの方にも優しいトイレ機能です。

自動洗浄機能

公共のトイレにも導入されることが多くなった自動洗浄機能。自動洗浄機能が付くと、便座に座っている時間や立ち上がった時にセンサーが反応し自動で水を流してくれるようになります。よりトイレの中で触れる個所が少なくなるため、衛生面を気にされる場合はこの機能が安心です。

ウォシュレット機能

ウォシュレットは快適な洗浄機能ですが、その他にも過度な拭き取りを防止し、便から出るウイルスに手を近づける機会を減らすこともできます。

また、各社でウォシュレットの強さ・動き・種類などが調整できるようになっているため、お好みのウォシュレット機能があるトイレでお選びいただくこともオススメです。

また最近では便座横についていたウォシュレットの操作部分が壁付けのリモコンタイプになっていることが多く、便利でトイレもその分コンパクトにおさまります。

除菌機能

各節水トイレメーカーがチカラを入れているであろう除菌機能。やはりトイレは汚れやすいものですので、掃除の手間も時間もかかります。
そのような大変な掃除時間を少しでも解消し、トイレをいつでも清潔な状態で使えるようにするのが除菌機能です。

例えばTOTOのネオレストでは「きれい除菌水」によって便器内の黒ずみを作る原因菌を除菌します。自動的に除菌水を吹きかけてくれるため掃除の頻度がぐっと減ることでしょう。また便器内以外にウォシュレットのノズルも除菌します。

LIXILのサティスではプラズマクラスターイオンにより便器内の浮遊菌・付着菌を除菌します。さらに自動で便座カバーが開き、しっかりとトイレ空間も除菌しています。

Panasonicのアラウーノでは、除菌効果のあるオゾンウォーターを便器内に散布し、便器の輪じみを作る原因菌を除菌。ノズルもしっかり除菌します。

変わり種

その他にはスピーカーを内臓しリラックスミュージックを流す、フレグランスをセットできるものまであります。

ただトイレで用を足すだけではなく、より心地よい空間を作る新しい機能が増えています。

外観・見た目

節水トイレを選ぶ際には、外観・見た目・フォルムも重要になるでしょう。

種類も多い為、使い方によって好みの物を選べます。

タンク無しのトイレ

節水トイレの代名詞ともなりつつある「タンクレストイレ」。水道の圧力そのまま利用するため、タンクが要りません。その外観はタンクがない分、スッキリとコンパクトになっています。
手洗い器は別で取り付ける必要があり、一部建物によっては水圧の関係で取り付けられない場合があります。

またタンクが無く、便器と便座が一体になっているため、継ぎ目が少なく拭き掃除の手間も軽くなります。

タンク付きのトイレ

節水トイレにもタンク付きの物があり、排水量ももちろんタンクレス並みの超節水。
タンクがある分スペースは取りますが、タンクに手洗い器をつけたり、タンク部分を隠すように収納を設けるなど、手洗い器の設置スペースがとれない狭いトイレ空間でも大丈夫。

タンク付きの節水トイレには、便座と便器が一体になっているものと、便座交換が出来る組み合わせ式のものがあります。一体型の場合は継ぎ目が少なく掃除の手間が楽になります。
便座交換が出来る組み合わせ式の場合、多少部品の継ぎ目があるものの、壊れた便座の交換や好きな便座に交換できるメリットがあります。

また、タンク付きでも便座一体型であれば、コンパクトでデザイン性に優れた便器がとり揃っています。

タンク付きトイレも収納一体型トイレであれば、タンクの部分は収納部に隠れているため、収納スペースも増え見た目はタンクレストイレのようになります。

戸建て・マンション問わず、トイレの交換依頼は水猿にお任せください!

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