トイレが詰まったときの解消方法
「トイレが詰まってしまった・・・」
「水が溢れてきそうだ・・」
「全然流れない・・・！」
そんなトイレの詰まりの解消方法をご紹介いたします。
トイレの詰まりの原因にもよりますが、トイレットペーパーを大量に流した、排泄物などが一時的に詰まってしまった、という場合は比較的簡単に解消できるでしょう。
トイレの水位が少しずつでも下がっているようであれば、40度くらいのお湯を便器のフチあたりまで足してください（高温すぎると便器を痛めます）。
この作業を何度か繰り返すと、水圧とお湯により詰まっているものがほぐれやすくなり、ゴゴゴゴっと水が流れ詰まりが解消されます。
（ティッシュペーパーは水に溶けにくいので流すのは厳禁）
トイレ用のワイヤーブラシを使用して、便器内の曲がった部分に引っ掛かった排泄物やティッシュペーパーを動かす・または引き出すことでつまりが解消できます。
詰まっているペーパーを、市販の薬剤で溶かして流す方法もあります。
その他に、クエン酸と重曹を使って汚れを落としてつまりを直す方法もあります。重曹の弱アルカリ性、クエン酸の酸性が混ざるとブクブクと泡が立ち、汚れを落とします。便器内に重曹を多めに入れ、その後クエン酸を入れ、コップ２～３杯の水を入れます。汚れによるつまりではない場合は、別の方法を選びましょう。
水が減っていかない、早く解消したい時には、市販のラバーカップ・スッポンを用意します。使用時はラバーカップのラバー部分が埋まるぐらいに、便器にある程度水をためてください。
便器の排水口にピッタリと密着させ、静かに押し込み、勢い良く引き上げます。
引き上げるときには排水が飛び散ることがあるため、ゴミ袋やビニール袋にラバーカップの柄が通る穴をあけて、便器に被せてから使用すると良いでしょう。
これを何度か繰り返すとトイレットペーパーなどが空気圧で動き、引っ掛かっていたものがほぐれて流れていきます。
便器の形により最適なラバーカップがございますので、和式・洋式に合わせてご購入下さい。
[左：和式用 右：洋式用]
通常のラバーカップよりも吸引力・高圧力がかけられる真空式パイプクリーナーもございます。頑固な引っ掛かり物があるときは、こちらの真空式でつまりが解消されることがあります。
ラバーカップよりもお値段は高くなりますが、1000円～2000円で購入が可能です。
それでも詰まりが解消されない、トイレに流してはいけないもの（カイロ・メガネ・ケイタイなど）が詰まってしまった場合は、便器を取り外すなどして対処しなければなりません。
水猿では業務用ワイヤーブラシでの便器内のつまり解消・つまった物の粉砕、真空式の強力なパイプクリーナーの使用、業務用の薬剤などのほか、便器を取り外しての異物の除去、高圧洗浄など様々な手段から適切な方法でのつまり解消を行います。
