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2018年10月22日

ご家庭に朗報!簡単に出来る節水方法

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水は限りある資源ですが、私達の暮らしの中の様々な場面で水が重要な役割を果たしています。

日本では当たり前に蛇口から水道水が出てきますが、この水は浄水場で綺麗に浄化され家庭に送り届けられ、下水処理場で処理が行われ海や川に排水されています。

この、水を送り届ける・浄化する・汲み上げる・処理を行うなどの際に大量のエネルギー(電力)が使用されており、水を使うほどに電力が必要となります。

したがって節水を心がける事で社会の中で使用されている電力の節電ともなり、環境にも家計にも優しい暮らしに繋がります。

家庭で1日に使われる水の量

さて私達は1日にどれぐらいの水を使用しているでしょうか。実は家庭で1人が1日に使用している水の量は約290リットルとなります(国土交通省 水資源部調べ)。

その水の主な使われ方は、トイレ21%、お風呂40%、炊事18%、洗濯15%、洗顔・その他6%。この水の使用方法を少し変えることで節水に繋がり、一人一人が取り組むことでより大きな力となるでしょう。

簡単な節水方法

主な生活水の使用量

節水を行うにあたって、まずはどの場所でどれぐらいの水が消費されるかみてみましょう。

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(洗面・手洗い): 1分間流し続けて約12L
(トイレ): 1回に約13L ※従来型
(歯磨き): 30秒間流し続けて約6L
(炊事): 食器洗い時5分流し続けて約60L
(お風呂): 1回の使用量約150~200L
(シャワー): 3分間流し続けて約36L
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お風呂の水

お風呂の水について、お風呂では約200Lの水を使用しています。
この200Lの水を入浴後に再利用します。洗濯機(約45L)、植木の水やり・掃除など(約45L)に使いまわすことで、90Lの節水となります。再利用できるように、入浴剤を入れる頻度を減らす、などの工夫が必要です。

シャワーはこまめに止め、お湯はりの量を少なくする、などでも節水ができます。

洗面所の水

歯を磨く際に水を30秒出しっぱなしにすることで約6Lの水が流れています。これをコップ3杯にすることで約0.6Lで済ませられ、5Lの節水となります。

トイレの水

トイレの大小レバーをきちんと使い分けると、約2Lの節水となります。

台所の水

食器は洗う前に油汚れなどを拭き取っておく、洗い桶を使用し汚れた皿をつけておくことで汚れが落ちやすくなります。また、台所蛇口の水を出しっぱなしにする時間を減らすことができます。

また、節水コマを取り付ける、節水蛇口を取り付けるのもオススメです。

まとめ

地区により異なりますが1Lあたり0.2円、排水を自治体で行っている場合は1Lあたり0.2円~0.4円の節約が可能なため、できることから日々取り入れてみてはいかがでしょう。
また電力では1Lあたり約0.98Whの節電効果が期待できます(※社会の中での節電であり、家庭での光熱費に影響はありません。)

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